琵琶湖の特産品 セタシジミ
セタシジミは琵琶湖だけに生息する固有種で、琵琶湖の浅瀬から水深10数mにかけて生息しています。
「寒シジミ」と呼ばれる冬季には、身が肥え、最も美味しくなります。
セタシジミを材料としたみそ汁、しぐれ煮、しじみ飯などは、家庭の味として古くから親しまれてきており、琵琶湖の特産品としても広く知られています。
瀬田シジミの漁獲量が減少中
昭和40年代頃までは、岸辺にもたくさんのセタシジミが生息していて、水遊びを楽しむ子供たちが足で貝をつかんで持ち帰り、晩ごはんのおかずにしていました。
しかしセタシジミの推定資源量が減少傾向にあり、それにともない漁獲量も減少しています。
現在、滋賀県としてセタシジミの資源保護に努めていますが、依然として厳しい資源状況が続いており、更なる取り組みが必要です。
セタシジミどこで買える?
瀬田町漁業組合の直売所やオンラインショップで購入できます。
滋賀県民として、セタシジミの復活を願っています。